2020-05-02

鼻の調子が悪くて、町を歩いていても、若い頃のようには匂いがしない。以前、レーザー照射手術をやった時に、一時的に、急激に嗅覚が回復したことがあった。世界はこんなに匂いで満ちていた、ということを改めて思い出して、大変感激した。しかしその効果もすぐに消えてしまった。匂いがなくなってみると、実は自転車や散歩が好きだった自分の感性は、かなりの部分、匂いの楽しみに頼っていたのではないか、と気づかされる。特に、匂いはノスタルジーと結びついている気がする。その能力が弱まってしまったのは、大変残念なことだ。 そんな風にして、いつも散歩をするとき、残念な気持ちになるのだが、この日は二子玉川まで歩いて、多摩川土手に日向ぼっこをしに行った。ついでに、ちょっと良い自転車を購入した。納品は後日。前の自転車は失くしてしまったので、今度の自転車は可能な限り大切に使いたい。人から、このタイプは懐かしいですね、などと言われるくらいに、長く使ってみたい。ということを思いながら、バスで家に帰った。自分はバスも好きだ。